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2019.04.20

GW前の運行前点検のお願い

サービス峯岸です。

昨今、キャプコンのキャンピングカーによる事故が増えていることから、先日NHKでキャンピングカー運転の注意の放送がありました

 

気を付けたいこととして、

1,荷物の積みすぎ

2,スピードの出しすぎ

 

主に上記2点ですが、普段使用されている乗用車とは運転が異なり、走行前点検が必要なことが強調されました

 

これは、こののままトレーラーにも当てはまることです。

 

まずは、トレーラーのタイヤの空気圧不足によるバースト注意です

是非とも皆様にご注意いただきたいのでご紹介します。

 

かつてお客様がバーストされたタイヤです

タイヤとホイールが取れています。

トレッド部分だけになっています。

ホイールの方にはタイヤのビード部分だけが残っています。

タイヤ溝はまだしっかりありました。

 

バーストの原因は何か?

タイヤの空気圧不足によるスタンディングウェーブ現象が発生しました。

スタンディングウェーブ現象を簡単に説明しますと、空気圧の低下したタイヤが高速回転することで歪みの波が発生し、その波が大きくなり、かつ内部に熱を発生させることでタイヤがバースト(破裂)してしまう現象です。

 

 

高速走行でタイヤが弾けると車がバランスを崩し、横転したり、蛇行して壁に衝突することもあり大変危険です。

 

今回は幸いにもお客様、トレーラーの損傷もありませんでした。

 

トレーラーは長期保管が多く、空気圧の低下に気が付かない事が多いです。

また、毎日乗る乗用車と違いタイヤが減る事は少ないです。

 

タイヤ溝はしっかりあるので安心していますと使用年数が5年超えのタイヤを使用していることも多いです。

年数の経過したタイヤもゴムの硬化が原因でスタンディングウェーブを起こす原因にもなります。

タイヤの製造年数はこちらで確認できます。

このタイヤは「4117」と表記されていますので2017年41週製造のタイヤになります。

かならず4桁の数字が刻印されていますのでご確認下さい。

 

まもなくゴールデンウィークで皆様ご旅行の準備をされていると思います。

ご出発前に再度タイヤのチェックを必ず実施して下さい。

併せて、LPGガスボンベの残量、作動確認、水回り等のチェックもご出発前にご確認下さい。

 

また、下記のサイトからキャラバンけん引ガイドをダウンロードできます

https://www.tozaiateo.co.jp/owner

ぜひ安全運転に努めて、楽しいGWをお過ごしください

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